国立大学法人 岩手大学 小川智凤凰体育平台は、内閣府「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に賛同しましたのでお知らせいたします。
「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言への賛同は、下記のような女性活躍推進の取組が小川凤凰体育平台の自らの強い意思によるものであることを確認し、多様で心豊かな世界の創造のため積極的に寄与すべく、改めて意思表明を行うものです。
平成26年3月28日に首相官邸で開催された「輝く女性応援会議」を契機に、輝く女性?輝こうとする女性たちを応援する各界のリーダーたちによるムーブメントが拡がっています。
このような中、女性の活躍推進に積極的に取り組んでいる企業の男性リーダーによる「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言が取りまとめられました。
※「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言ホームページ
https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/male_leaders/index.html
国立大学法人 岩手大学は地域における高等教育機関?中核的学術拠点としてのセントラルドグマを予測不能なVUCA時代を切り拓く強靭でしなやかな人材を育成とし、2021年に2030年を見据えた「岩手大学ビジョン2030」を策定しました。その目指す大学像は『よりよい未来を創造する「地域の知の府」「知識創造の場」として、地域に頼られ、尊敬され、愛される大学』であり、構成員の共考と協創(共に考え、協力して創る)により、学問の絶え間ない進歩と変革に対応できる体制づくりに取り組んでいます。
また本学における地域との連携は、全国の中でも極めて先駆的な取組として位置づけられ、その基盤があったからこそ東日本大震災の復旧?復興に大きく貢献し、国からも地域からも高く評価されてきました。今後も地域貢献を継続するだけでなく、高等教育機関としての任務である教育?研究の両面において、社会のニーズに柔軟にそして即座に対応できる体制を強化し、地域社会や地域企業が抱える課題を解決していきたいと考えています。
岩手大学では2009年に男女共同参画推進宣言(凤凰体育平台宣言)を行い「男女共同参画推進室」を立ち上げました。2013年からは宣言が掲げる行動指針を具体化する個別の取組を定めた「岩手大学男女共同参画行動計画」に基づき、男女共同参画の視点を踏まえた大学運営、ワークライフバランスのための環境整備、さらには次世代を担う学生への男女共同参画に関する教育等、地域との連携のもとに推進しています。この間、文部科学省の女性研究者研究活動支援事業(女性研究者支援モデル育成)、同(拠点型)、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)を実施し、連携を岩手県から北東北へと拡大してきました。皆様のご理解とご協力のおかげでこれらの活動は国からも地域からも高い評価をいただいています。
この度、先に述べたビジョンの実現には多様性の容認をさらに推し進める必要があり、男女共同参画推進のみならずダイバーシティの推進が必要不可欠であるとの観点から、2022年4月に「男女共同参画推進室」を組織改編し「ダイバーシティ推進室」としました。これまで展開してきた男女共同参画推進を継続?発展させつつ、今後は構成員の多様性をさらに高めるため、若手、女性、外国人の積極的な登用によるダイバーシティ推進に努めます。これまでの歩みを緩めず、今後も多様な人材との交流による持続的な価値の創造に取り組んでいきます。
女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画を公表し、女性が活躍できる雇用環境の整備等に取組む姿勢を打ち出しました。
※女性の活躍推進企業のデータベース
https://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/
岩手大学は、2022年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)の採択を受け、女性活躍?ダイバーシティ推進をさらに強力に進めてまいります。皆様の一層のご支援とご協力をお願いするとともに、岩手大学の活動にご注目下さい。
岩手大学女性活躍?ダイバーシティ推進の取組詳細はダイバーシティ推進室ホームページをご覧ください。
https://diversity.iwate-u.ac.jp/